ついに金価格が10000円を超えた
令和5年8月29日、円建ての金価格が10001円となりました
以前から金の価格を長期の視点で見れば、緩やかに上昇を続けていくと考え、1g 4000円台の頃から定期的に金の現物を買っていました
その金が令和5年8月29日、1g、10001円(円建て金価格)となりました
9月21日の時点では10178円となっています
金価格が上昇し続けている要因
工業用としての需要の高まり
スマートフォンなどが普及したことで、工業目的としての需要が高まり、金価格上昇している。金は、小型家電の電子回路を構築する基盤に金メッキとして使用されています。
ドルの価値が低下している
アメリカの情勢やドルの価値は、金の価格に大きく影響する要因の一つです。金は国際通貨であるドルで取引されているため、価格変動に大きく関係しています。アメリカの情勢がマイナス傾向になると、世界中の投資家たちはドルを売り、安全資産である金に交換する
資産から投資の対象へ
金は世界中で換金可能で、金そのものに価値があるため、その価値が0になることはありません。世界中にある埋蔵量が決まっており、経年劣化による価格の下落もないため不変資産といわれています。
株式や債券などのように、企業が破綻したら価値がなくなるということがないため、世界中の投資家たちが株式の価値が下がるタイミングで金へ交換しているといいます。そのため金の需要が高まり、金価格が上昇しているのです。
低金利の影響を受けている
金融緩和のために低金利化している影響で、債券からの利息収入が期待できません。金への投資でも利息収入は得られませんが、金は価値が変動しにくいため、よりリスクの少ない金への投資が増加傾向になっている。
金の流通量が低下している
金は、年間約4,500トン採掘されているといいますが、埋蔵量には限りがあります。現在の採掘技術で掘り出し可能な金は、あと20年以内には枯渇するといわれています。需要に対して金の流通量は低下傾向にあるため、金の価格は上昇し続けているのが現状です。
まとめ
金価格10000円越えは通過点と思うので、今後も長期で保有しようと思います
ドル建て10000ドル越えの予想がされている書籍もありました、今まだ2000ドル程度なのでまだまだです
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